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社会人になってみた

4月に大学院を卒業して早6ヶ月、社会人になる前となった後、自分の環境、生活リズム等々変化して感じたことを書いてみようかな。 感じたことは以下の三つ。

お金を使って好きなことができる

私は学生の時にあまり欲しいものや旅行のために、アルバイトを掛け持ちしたりしなかったのである。やりたいことはあっても、お金がかかることは我慢してきた部分が大きかったと思う。今になって振り返るとそれは、親に学費やその他費用を負担してもらっているという感覚や後ろめたさがあったからだとも感じる。社会人になると、親の扶養から外れ、自分で給与をもらって生活しているので稼いだ分は自分で使えるし、今まで我慢していた諸々のことも給与の範囲のお金を出せばできる。これが、自由か!(金銭的なある程度の自由)と感じ、入社して3ヶ月しか経っていないガキの分際でボーナスなんかももらった日には、使いすぎてしまい、後悔するなどした。

夏は涼しいところで生活するのがいい

この感想は、今住んでいる札幌の夏が快適すぎて出てきたものである。入った会社は全国転勤があるので東京からいきなり北の大地に飛ばされた訳だが、希望してのことなのでそんな捨てられた猫を見るような目をしないでもらいたい。なぜ、北海道を希望したのかについては追々書いていこうと思う。そんなわけで、4月から札幌に住んで半年、夏も終わり、秋をすっ飛ばしてもう冬になろうとしている今、夏の思い出を語るにはいい頃合いだろう。言わずもがな、北海道の夏は涼しい。今年は6月に30度を超えた日もあったが総じて、30度以下の涼しい毎日であった。私の住む部屋にはエアコンが設置してあるが(北海道では珍しいとのこと)、この夏、稼働したのは雨が降ってジメジメした日に洗濯をした時ぐらいであった。東京に住んでいた時には考えられないほど過ごしやすい夏で、夏休みも実家に帰らず、北海道で過ごしたくらいだ。不快指数というのがあるが、これは気温と湿度から人間が感じる不快感を表していて、湿度が低ければ気温が高くても汗が蒸発しやすいので快適に感じるそうだ。札幌はまさにそんな夏が毎日続く。カラダの面でも精神面でも涼しいところで過ごせるのは一種の福利厚生ではないかとも思っている。

学生の頃にしかできないことは確かにある

こう書いてしまうと、「そんなことはない」とか批判されそうだが、若さと学生であるということの掛け算でしかできない計算があるということを言いたい。(この表現が正しいかは疑問) そう思う理由として就活をしていたときのことを上げたい。学生の頃を振り返って見ると、今の会社に入る前には当然、私も就活をしたわけだである。日本は新卒至上主義であるということは皆さんもご存知だと思う。最近の就活では企業が開催するインターンシップに参加して、そこで評価されると採用面接の際には有利に働くと行った感じで、私もそのルートに乗るために色々戦略を立てたわけである。インターンシップに参加するための選考なんかもあったりして、そういうインターンシップでは企業側も力を入れて普段見れないようなところも見学させてくれたりする。この経験が貴重だったと思う。(だから私はインターンシップにできるだけ多く参加することをオススメするわけだが)社会人になり、特定の企業に属するようになると、利害関係がどうしても発生してしまう。学生はそれがないので企業側も色々見せてくれるし、質問にも答えてくれる。入りたい企業だけでなく、同業他社や他の業界も学生のうちから会社の中に入る経験ができれば、就活ではもちろんだが就職後もその経験が業務にも生きてくるのではないかと思う。

自由になるための仕事もあるのかも

企業に入って働きながらお金をもらい、生活をしていくというのは自由がないと思っていた自分もいたが、社会人になってみると視野が広がるというよりは違う視点が得られるので案外いいですね。 あと、冬のボーナス楽しみです。